保健医療分野

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2.1 廃用症候群・低栄養 12
3 8 一時的機能障害とは、疾患の直接的な結果として起こった生体機能の障害であり、二次的機能障害とは、過度の安静に伴って生体に引き起こされた廃用症候群のことである。
3 9 廃用症候群とは寝たきりの二次的な原因で、筋萎縮、関節の拘縮、褥瘡、便秘、尿失禁、起立性低血圧、認知症等が起こる。
3 8 廃用症候群を防ぐためには、早期離床など、病状に合わせたリハビリテーションを継続できる環境づくりが重要である。
3 8 わが国の寝たきりの原因の1位は、脳血管障害であり、骨折によるものは1割程度である。
3 9 便秘時には、繊維質等を取るようにし、下痢の時は脂肪は制限する。
3 10 高齢者によくみられる低栄養状態として、蛋白質・エネルギー低栄養状態(PEM)がある。
3 10 血清アルブミン3.5g/dl以下のPEMリスク者は入院高齢者の4割、在宅高齢者の3割ほどでみられる。
3 10 低栄養では、浮腫や貧血が生じやすく、また、免疫能の低下のため、感染が起こりやすくなる。
3 10 栄養状態を評価するための指標には、体重、アルブミン、上腕三角筋皮膚厚などがある。
3 11 高齢者の味覚低下の原因には、薬剤の副作用、口腔乾燥、口腔真菌症等がある。
2.2 循環器系疾患
3 12 心筋梗塞は、心臓の血管が完全につまり、狭心症は、一時的に血液の流れが悪くなる。
3 13 冠状動脈は、心臓の筋肉に血液を供給する動脈である。
3 13 狭心症は、冠動脈の狭窄により心筋が必要とする、酸素需要に対して供給が不足する病態である。
3 13 労作性狭心症は、運動後に起こり、異型狭心症は、運動に関係なく出現し、ともにニトロ製剤が効果的である。
3 13 高血圧が長時間放置されると、脳卒中、腎硬化症、心肥大、冠動脈疾患等がおきる。
3 15 ペースメーカーは、不整脈の発生する、完全房室ブロックや洞不全症候群などで行われる。
2.3 脳血管障害
3 16 脳内出血、脳血栓は、動脈硬化性血管障害により起こり、脳塞栓は、心臓由来の血栓が脳にとんで詰まり起こり、くも膜下出血は、脳動脈瘤の破裂により起こる。
3 16 脳梗塞とは、脳血栓と脳塞栓をあわせたものである。
3 16 脳内出血、脳血栓は、高血圧、糖尿病、肥満等が原因となり、動脈が破綻し脳内に出血を生じる。
3 16 脳塞栓は、心臓に作られた血栓が脳にとぶことによって起こる。
3 16 脳内出血では、頭蓋内圧亢進症状や、高次脳機能障害がみられる。
3 17 脳梗塞は、数分以内に症状が完成し、出血を伴うものもある。
3 17 心房細動によって血栓が生じ、脳梗塞を起こすことがある。
3 17 高齢者の脳出血は、睡眠中に起こる事もある。
3 17 脳血栓は、内頸動脈と椎骨脳底動脈および、それらが脳内で分岐する動脈にアテローム血栓ができて、その動脈の支配領域に、虚血性の壊死病変を生じる。
3 17 血栓は、安静時、血圧が低下したときに生じやすいので、しばしば朝目覚めたときに発症に気づく。
3 17 脳血栓の症状は、数時間から1,2日かかって完成する。
3 17 一過性脳虚血発作では、朝起床時に、めまい、ふらつき、嘔気などが数分から数時間続くことが多く、本格的な脳血栓の予告の場合があり注意が必要である。
3 16 くも膜下出血は、昼間、活動時に多く発祥し、特徴は激しい頭痛である。
3 17 くも膜下出血では、脳の局所症状は目立たないが、動脈瘤の圧迫による脳神経症状として、眼瞼下垂や複視などを生じることがある。
2.4 パーキンソン病他
3 18 パーキンソン病は、中脳にある黒質の神経細胞の変性により黒質でつくられるドーパミンが減少する慢性進行性疾患である。
3 18 パーキンソン病の症状には、安静時振戦、筋肉のこわばり、動作の緩慢、すくみ足歩行、無表情等がある。
3 18 パーキンソン病の治療は、薬物療法が基本であるが、脳手術を行うこともある。
3 19 パーキンソン病治療薬である、Lードーパは、数年間使用すると、有効時間が短縮し、不随意運動や幻覚・妄想などの精神症状の副作用が生じやすくなる。
3 20 パーキンソン病は、進行すると、うつ状態や認知症などの精神症状、起立性低血圧や排尿障害など自律神経症状が出現する。
3 20 パーキンソン病で、特定疾患の認定の対象となるのは、ヤールのステージ3以上、かつ、生活機能症度2以上のものである。
3 20 パーキンソン病関連疾患として、進行性核上性麻痺、大脳基底核変性症があり介護保険法の特定疾病である。
3 21 高齢者のてんかんの原因は、主に脳血管障害か頭部外傷の後遺症で、発作は数十秒から、1、2分でおさまる。
3 22 硬膜下血腫は、頭部外傷後に、頭蓋骨の下で大脳を覆う、硬くて厚い脳膜と、脳の表面の、くも膜との間に血液がたまって起こり、放置すれば死亡するが、治療すれば後遺症は現れない。
3 23 高次脳機能障害とは、脳血管障害、脳外傷、脳腫瘍など大脳の一部分を障害する病気により、失語、失行、失認などの障害が出ること。
3 24 筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは、運動神経が冒されて筋肉が萎縮していく進行性の神経難病である。
3 24 筋萎縮性側索硬化症の症状は、手先の障害から始まるが、末期まで、眼球運動、肛門括約筋、知能、意識はよく保たれる。
3 25 シャイ・ドレーガー症候群(多系統萎縮症)は、成人に発症し、起立性低血圧、排尿障害などの自律神経障害が初期から目立ち、これに小脳症状やパーキンソン病様症状が加わり、徐々に進行し、数年で自立困難となる。
3 26 ピック病は初老期に発病し、記憶障害により人柄の変化、無頓着、無関心といった独特の感情変化や意欲の減退を示す。
3 27 ヤコブ病(プリオン病)は、50から70歳代に発病する稀な病気であるが、変異型ヤコブ病(BSE)は、若年者にも多い。
3 28 脊髄小脳変性症は、遺伝その他の理由により、小脳が変性し運動失調を生じる、原因は不明である。
3 30 ハンチントン舞踏病では、大脳皮質の神経細胞の変性が徐々に起き、不随運動、感情鈍磨,認知症等の症状が表れ、多くの場合親子が発症する。
2.5 呼吸器疾患
3 33 慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは、肺気腫と慢性気管支炎の総称で、介護保険法に置いて特定疾病の一つである。
3 33 肺気腫は、肺胞壁が破壊されるもので、喘鳴、労作時呼吸困難があり、胸部前後経の拡大、呼気延長、打診上の鼓音、呼吸音減弱が認められる。
3 34 慢性気管支炎の主症状は、長期にわたる、大量の排痰、呼吸困難等である。
3 35 気管支喘息では、喘鳴を伴う発作性の呼吸困難を繰り返し生じ、夜間、風邪で増悪する。
3 36 高齢者の肺結核は、一般に症状が乏しい為、多少の呼吸器症状、発熱なども既存の合併症のせいにされ、発見が遅れがちとなる。
2.6 消火器・腎・内分泌・代謝疾患
3 37 高齢者の消化性潰瘍は、十二指腸潰瘍より胃潰瘍が多く、大きな潰瘍が多い。
3 37 胃潰瘍は、ピロリ菌感染による慢性胃炎や、非ステロイド性消炎鎮痛剤等により起こる。
3 38 B型肝炎・C型肝炎は原則的に血液を介して感染し、長年の経過を経て、肝炎、肝硬変、肝がんを来す場合がある。
3 38 急性肝炎は、高齢者は頻度は少なく、予後は良好で基本的に特殊な治療は必要ない。
3 38 慢性肝炎では、自覚症状がみられないことが多く、高齢者の場合、治療は原則的に経過観察である。
3 38 肝硬変は高齢者の場合、進行が遅く症状が強くみられないものが多いが、肝不全の予防と、肝がんに対する治療が重要である。
3 40 慢性腎不全とは、腎機能の不可逆的な低下により体液の恒常性を維持できなくなる状態で、進行すると、人工透析をしなければならない。
3 40 慢性腎不全の原因としては、糖尿病性腎症、慢性糸球体腎炎が多い。
3 40 腎不全者の食事は、蛋白、水分、食塩、カリウムを制限し、高カロリー食とする。
3 41 糖尿病には、インスリンが絶対的に欠乏している1型糖尿病と、インスリン作用の相対的な不足が生じている2型糖尿病があり、高齢者には2型が多い。
3 42 糖尿病の合併症には、神経症、網膜症、腎症等があり、予防方法は、食時、運動、薬物療法等であり、自覚症状は早期には現れにくい。
3 42 糖尿病が進行すると、失明、壊疽、腎不全となる場合がある。
3 43 高脂血症とは、血液中のコレステロールや中性脂肪が基準値以上に増加した状態をいい、自覚症状は一般的にない。
痛風は、中年の男性に多く、高尿酸血症がもとになり、足の親指付け根に急性の関節炎を生じる
2.7 悪性腫瘍・筋・骨格系疾患
3 44 胃がんは減少しつつあり、大腸がん、肺がんは増加している。
3 46 関節リウマチは、中高年の女性に多い進行性の多発性関節炎であり、日内変動があり、天気にも左右される。
3 47 骨粗鬆症は、カルシウム不足から骨密度が減少し、折れやすくなる病気であり、女性に多く、更年期以降に自覚症状が現れやすい。
3 48 骨粗鬆症の予防には、適度な運動、カルシウム、ビタミンD、Kの摂取、日光浴がいい。
3 49 高齢者に多い骨折は、大腿骨頸部骨折、脊椎圧迫骨折、上腕骨骨折、橈骨下端骨折等である。
3 49 大腿骨頸部骨折では、基本的に手術が必要であり、寝たきりの主要な原因となる。
3 50 変形性膝関節症は、関節軟骨の加齢による変性に肥満やO脚などによる負担が加わって発症し、膝を深く曲げた時や、長時間の歩行で痛みが起こりやすい。
3 50 後縦靱帯骨化症では、脊髄や脊髄から分岐する神経根が圧迫されて、知覚障害や運動障害等の神経障害を引き起こす。
2.8 泌尿器・皮膚系疾患
3 54 尿閉を起こす原因は、薬の副作用、飲酒量が多い、長時間の座位、身体の冷えなどである。
3 54 腹圧性尿失禁とは、咳をしたり、重いものを持ち上げたりした時に起こるもので女性に多い。
3 55 切迫性尿失禁とは、急性膀胱炎や、括約筋の衰え等で尿を我慢することができなくなることである。
3 55 溢流性尿失禁とは、前立腺肥大症などの為に、尿閉となり、絶えず少量の失禁が続くもので男性に多い。
3 55 機能性尿失禁とは、手足に麻痺があるために、トイレまで行くのに時間がかかったり、下着を下ろすのに手間取ったりしているうちに失禁してしまうものである。
3 55 反射性尿失禁とは、脊髄損傷等で、自分の意思とは無関係に尿が出てしまうことである。
3 55 疥癬は、指間、体幹等、皮膚の柔らかい部位に発症し、夜間等激しい痒みを伴い、人から人、又、衣服等を介し感染する。
3 55 疥癬は、ヒゼンダニによって発症する。
2.9 バイタルサインと検査
3 61 バイタルサインとは、人間の生命の基本的な徴候のことであり、一般的には、体温、血圧、脈拍の事をいう。
3 61 体温は、夕方、高く、早朝、低くなる。
3 61 体温の測定時間は、直腸では3分、口では5分、腋下では5から10分である。
3 62 完全な体腔の温度が測定できるのは、直腸検温法であり、側臥位で行う。
3 62 高体温は、感染症、脱水症、膠原病、髄膜炎、敗血症、急性化膿性胆管炎、悪性症候群等が疑われる。
3 62 低体温は、栄養失調や中枢性の疾患、甲状腺機能低下症、気管支肺炎や腎不全などいろいろな疾患や薬剤等で起こる。
3 63 最高血圧は、収縮期血圧、最低血圧は、拡張期血圧という。
3 63 一般に血圧とは、動脈血圧をいう。
3 63 血圧は、寒いときは上昇し、暖かいときは下降する。
3 64 高齢者では動脈硬化性の高血圧症が多く、収縮期血圧が高くなるため、脈圧が強い。
3 64 高齢者の血圧は日内変動が大きく、入浴後、食事後、運動後等に上昇する。
3 64 二次性高血圧症は、原因がはっきりしており、本態性高血圧症では、原因がはっきりしない。
3 65 触診法による血圧測定では、最高血圧が測定できるが最低血圧は観測できない。
3 65 高血圧症の定義は、最高血圧が常に140以上、あるいは最低血圧が常に90以上である。
3 66 脈拍とは左心室の収縮にともなって上下する動脈血圧によって生じ、60未満を徐脈、100以上を頻脈という。
3 66 頻脈は、機能的心臓疾患、発熱時、甲状腺機能亢進症等でおき、徐脈は、重度の器質的心臓疾患、脳障害その他で脳圧が亢進した場合、ジギタリス使用等で起こる。
3 67 呼吸数は、15から20回であり脈拍は60から80程度である。
3 67 不整脈は種類が多く、一概に治療が必要なわけではない。
2.10 検査値とその意義
3 69 一般に60歳を超えると、約80パーセントの人が、何らかの検査異常値を持っている。
3 69 高齢者では、個人差が大きいので検査値を読み取る上で正常値より、年齢を加味した基準値が重要である。
3 69 身長の加齢による短縮は女性に多い。
3 70 急激な体重減少では、悪性新生物、糖尿病の悪化、脱水症等が考えられ、体重増加では、肥満症、浮腫性疾患等が考えられる。
3 71 血清アルブミン濃度は、栄養状態を示し、高齢者では低下傾向である。
3 71 総蛋白には、アルブミンとグロブリンからなり、血漿中で最も多い化学成分である。
3 71 HDLコレステロール(善玉コレステロール)の低値は、虚血性心疾患の危険因子である。
3 72 肝機能の機能を表す項目には、GOT、GPTがあり、肝疾患、心疾患、筋疾患、溶血疾患などで上昇する。
3 72 γーGTPの上昇では、脂肪肝やアルコール性肝炎などの疑いがある。
3 72 経口糖負荷試験は、糖尿病の診断を行う検査であり、高齢者では、耐糖能が低下しており高値を示しやすい。
3 234 糖化ヘモグロビン(ヘノグロビンA1C)は、測定日以前の、1から2ヶ月間の血糖状態を平均的に知るのに適している。
3 72 肝機能は、予備力に富んでおり、肝疾患が潜在しない限り、生理的加齢により、肝不全等、高齢者の生活を脅かすような機能低下は顕存化しないことが多い。
3 73 高齢者は、腎機能の低下、脱水・熱中症等で、水、電解質の代謝異常を起こしやすい。
3 73 腎臓の機能を表す項目には、尿素窒素、クレアチニンがあり、腎機能が低下すると上昇する。
3 73 高齢者では、クレアチニンが正常でも、クレアチニンクリアランスが低下していることがある。
3 73 CRPは、炎症反応を表す項目であり、感染症、膠原病、悪性腫瘍等の可能性を反映する。
3 74 赤血球数は、高齢者では低下傾向であるが、血小板数は青壮年者とあまり変わらない。
3 74 白血球数は、炎症や白血病などで増加し、再生不良性貧血や、薬剤などで骨髄が抑制された場合では減少する。
3 75 加齢とともに、残気量が増加するため、肺活量は減少するが、全肺気量は変化しない。
3 75 呼吸器機能検査では、加齢により、1秒量、1秒率とも減少する。
3 75 ホルター心電図とは、24時間心電図を測定する、携帯型の小型の機器で、不整脈を詳しく調べるために利用される。
3 69 加齢による影響がないのは、心拍出量、腎クリアランス値、造血管細胞の分裂能力、中枢神経機能、GOT、GPT等である。
2.11 褥瘡への対応他
3 93 褥瘡は、認知症や、寝たきりのやせている人に発生しやすく、油断や不注意から、1から2日くらいで形成される事もあり、いったんできると治りにくい。
3 93 褥瘡からの感染で敗血症,菌血症になり、全身感染から死にいたる事もある。
3 94 褥瘡ができやすい部位は、仙骨部、大転子部、踵部、踝部、尾骨、脊椎、腸骨、肩、肩甲骨、後頭部である。
3 95 褥瘡の予防には、2時間ごとの体位交換、エアーマットの使用、低栄養の改善等を行う。
3 95 低アルブミン血症は、褥瘡の憎悪因子である。
3 96 褥瘡の予防には、マッサージが効果があるが、発赤している場合では、ダメージを増強してしまう。
3 98 フォームパッドは、褥瘡部の保護、離被架は、布団の重さによる圧迫を防止する。
3 94 高齢者の清拭には、皮膚が乾燥するのでアルコールは不向きである。
2.12 口腔のケア
3 107 口腔の4つの大きな機能は、咀しゃく、嚥下、発音、呼吸である。
3 108 食物摂取は、食物が口腔内に取り込まれ唇の補助により前歯で切断され、舌と頬筋との相互バランスにより、臼歯に乗せられ粉砕されると同時に、唾液と混合される。
3 108 唾液には、口腔内の洗浄、抗菌作用があるので、分泌が少ない高齢者は、感染症等をおこしやすい。
3 109 加齢に伴う口腔の変化には、口腔粘膜の萎縮、歯槽骨の吸収、唾液分泌機能の低下、咀嚼筋の筋力低下等がある。
3 112 口腔清掃の方法には、歯ブラシ等を使う機械的清掃法と、薬剤を使用する科学的清掃法に分かれ、歯ブラシ等を使用するブラッシングのほうが効果が高いので、可能な限り、歯ブラシによる清掃を優先する。
3 113 口腔ケアは毎食後行うことが原則であるが、1日に1回しか行えない場合には、夕食後行うことが誤嚥性肺炎の予防のために効果的である。
2.13 リハビリテーション
3 115 リハビリテーションの最終的な目標は、全人間的復権、生活の再建、QOLを高めることである。
3 116 介護保険でのリハビリテーションでは、機能障害の回復を目的とした治療的なリハビリテーションではなく、体力や機能の維持、改善、介護負担の軽減を目指す維持期のリハビリテーションを行う。
3 117 拘縮とは、関節包や靱帯など関節を構成する組織や、周囲の組織が伸縮性を失い、短縮し、正常の関節の動きが阻害された状態をいう。
3 118 関節可動域訓練には自動運動と他動運動があり、自動運動は自分で、他動運動は介護者が行い、自動運動の方が筋力の維持になる。
3 119 失行とは、四肢の運動が可能であり理解も良好であるにもかかわらず、指示された動作や使い慣れた者をうまく使えないなど、目的に沿った運動や動作が困難な状態の事である。
3 119 失認とは、認知症や意識障害、感覚障害がないにもかかわらず、視覚、聴覚、触覚等を介しても対象物を認知できない事である。
3 120 構音障害とは、構音器官(舌、咽頭など)の麻痺や、筋相互の協調運動障害により、ろれつが回らない状態の事である。
3 120 失語症は、脳卒中などの結果、話す、聞いて理解する、文字を書く、読むなどの能力が障害される事であり、右辺麻痺に合併する事が多い。
3 122 一般的なADLの項目は、食事、起居移動、排泄、入浴、更衣、整容の6項目である。
3 122 IADL(手段的日常生活動作)の項目は、家事、買い物、金銭管理、趣味活動、公共交通機関の利用、車の運転等である。
3 129 片麻痺の人の上着の着衣は、患側の袖通し、健側、首通し、の順で行う。
3 132 片麻痺の人の歩行介助は、患側後方より行う。
3 134 杖歩行で階段を上るときは、杖、健側、患側の順、降りるときは、杖、患側、健側の順である。
3 134 片麻痺の人の車椅子から乗用車への移乗は、健側から移乗し、降りるときは患側から降りるとよい。
2.14 老人性認知症の特徴、病態
3 145 認知症とは、通常、慢性あるいは進行性の脳疾患によって生じ、記憶、思考、見当識、理解、計算、学習、言語、判断など多数の高次大脳機能の障害からなる症候群のことである。
3 145 認知症高齢者の基本症状は、記憶障害、見当識障害、計算力・知識力・理解力・判断力の低下である。
3 145 老人性認知症の代表的な疾患は、アルツハイマー病と、血管性認知症であり、老年期の認知症の80%を占める。
3 146 認知症の原因疾患は、1位がアルツハイマー病で、2位が血管性認知症である。
3 146 わが国での老人性認知症の有病率は、6.3%ほどであり、5歳年齢が上昇するごとに、およそ2倍になる。
3 147 認知症の診断には、DSM4が一般に用いられる。
3 147 長谷川式認知症スケール(HDS−R)では、高齢者のおおよその認知症の有無とその程度が判定ができる。
3 147 MMSEとは、諸外国で広く使用されている認知症の簡易検査法である。
3 150 アルツハイマー病は、初老期から老年期にかけて女性に多く発病し、認知症に加えて人格の変化や随伴精神症状を伴い、比較的緩慢に経過する。
3 155 アルツハイマー病群の方が、脳血管性痴呆群に比べ、見当識などの能力が低いにもかかわらず行動範囲が広い為、問題行動を伴い介護負担が大きい。
3 152 近年、アルツハイマー病の症状を改善する治療薬が開発されたが、いまだ薬物による認知症の根治的治療は依然として困難である。
3 151 血管性認知症は、男性に発生しやすく、人格は比較的保たれ、情動失禁、まだら認知症が特徴的である。
3 151 まだら認知症とは、記憶力障害が高度の割には、判断力や理解力が保たれているように、知能の侵され方にむらがある認知症の状態をいう。
3 152 血管性認知症は、脳卒中発作のたびに階段状に進行することが多い。
3 153 ピック病は初老期に発病し、記憶障害により人柄の変化、無頓着、無関心といった独特の感情変化や意欲の減退を示す。
3 153 初老期認知症とは、65歳未満に発症したものをいい治療可能なものも多い。
3 153 脳腫瘍等により生じた認知症は、治療可能であり可逆的である。
2.15 認知症高齢者・家族への援助と介護支援サービス
3 161 虐待に多いのは、介護拒否、情緒的、心理的暴力、身体的暴力、金銭的、物質的搾取である。
3 162 虐待を特に受けやすいのは、高齢の女性、認知症高齢者等である。
3 169 介護家族の身体・時間的問題は、家族で出られない、睡眠不足、体の疲れ、痛み、自分自身の時間がない等である。
3 169 介護家族の精神・社会的問題は、気持ちにゆとりがなく、イライラする、四六時中気が休まらない、仕事中もお年寄りが気になる等である。
3 171 介護者が介護を受容する過程は、ショック、怒り、依存・回復への期待、最適応の努力、受容と進む。
3 173 認知症高齢者日常生活自立度判定基準は、ランク0からMまであり、介護に当たってのガイドラインとして有効である。
3 174 回想法は、若い頃や中年期に経験した出来事などについて話し合い、自分の人生の再評価を行うことであり、認知症高齢者に対するグループ療法である。
2.16 せん妄・老年期幻覚妄想状態
3 191 高齢者の精神障害は、器質性精神障害と、機能性精神障害に大別できる。
3 191 器質性精神障害には、急性の,せん妄と、慢性の認知症がある。
3 191 機能性精神障害には、老年期幻覚妄想状態、老年期気分障害(躁鬱病)、老年期神経症、老年期パーソナリティー障害がある。
3 191 せん妄とは、意識障害の一種で、軽度の意識混濁に加え、錯覚、幻覚、妄想や興奮を伴う状態をいう。
3 192 せん妄は、2、3日から一週間程度で改善する可逆性の状態であるが、長期間持続することもある。
3 192 せん妄の原因には、脳の器質疾患、心疾患、呼吸器疾患、腎疾患、感染症、骨折、手術、脱水、栄養失調、薬物等である。
3 192 せん妄を起こしたものには、水分補給、脳循環改善薬や、少量の向精神薬を短期間使う。
3 193 老年期の幻覚妄想状態では、青年期と違い、人格変化を伴うことが少ない。
2.17 老年期気分障害・老年期神経症
3 194 老年期には躁病が初発することは少ないが、初老期、老年期にしばしばうつ病が見られる。
3 194 うつ病は、若齢者より高齢者(初老期)に多くみられ、男性より女性に多く,自殺頻度が高く問題となっている。
3 194 老年期うつ病では、1日の気分変動が多く、不安、焦燥感に陥りやすく、自殺企図がみられ、妄想をしめしやすく、認知症症状と間違われることがある。
3 195 老年期神経症とは、特有な性格をもとに、心理的原因によって起こる、精神および身体の機能障害をいい、男性より女性に多い。
3 196 老年期神経症の症状には、抑うつ神経症、不安神経症、心気症等がある。
3 196 抑うつ神経症では、意欲の低下や思考の抑制は軽く、あれこれ気が回り、取り越し苦労が多い。
3 196 不安神経症では、不眠、息苦しさ等の身体症状を訴える。
3 196 心気症は、自分の健康を過度に心配して、いろいろと訴え、又、気分が落ち込む。
2.18 医学的診断
3 207 インフォームド・コンセントとは、患者本人が、検査結果や診断を聞き、その後の検査や治療について自分の意思で、医師の説明に同意し、決定するということである。
3 208 クリニカルパスとは、治療内容、検査項目等をスケジュール表のようにしてあるもののことである。
3 209 EBMとは、論文やデータをもとに適正な治療を行うことであり、NBMとは、EBMでは解決できない医学の領域で患者本人の語りを中心にして患者の自己決定を支援する医療のことである。
3 210 予後とは、病気の将来のことであり、経験と知識に基づいて予測することである。
2.19 栄養
3 221 1992年の世界栄養宣言は、栄養的に適切でかつ安全な食物を摂取することは一人一人の権利である。
3 230 栄養・食生活アセスメントのパラメータは、身体計測、整理・生化学検査、臨床検査、食事調査である。
3 245 高齢者の為の食生活指針は、低栄養に気をつけよう、調理の工夫で多様な食生活を、副食から食べよう、食生活をリズムに乗せよう、よく体を動かそう、食生活の知恵を身につけよう、おいしく、楽しく、食事をとろう、である。
3 82 食事を摂る姿勢は、できるだけいすに座らせ、頭部と体幹をわずかに前傾させるとよい。
3 83 嚥下困難を誘発しやすい食事は、スポンジ状のカステラ、練り製品のかまぼこ類、口の中に粘着するワカメ、ノリ、その他、大豆、ゴマ、コンニャク、油あげ等である。
3 238 肥満の場合には、食物繊維を十分にとるとよい。
3 239 低蛋白血症では、良質な蛋白質食品とともに、糖質や脂肪も十分摂取したほうがよい。
2.20 在宅自己注射・悪性腫瘍疼痛管理・人工透析・在宅酸素療法
3 249 高齢者の在宅自己注射は、糖尿病患者のインスリン製剤注射が多い。
3 249 インスリンの自己注射を行っている場合には、食事摂取量の低下による低血糖に留意する。
3 250 在宅悪性腫瘍疼痛管理療法は、経口投与では疼痛がコントロールできない場合に、注射による鎮痛剤投与等を行うもので、末期のがん患者等の痛みを軽減するために行われる。
3 250 ペインコントロールとは、経口モルヒネ等による疼痛のコントロールの事である。
3 250 血液透析の場合、透析センターでの週3回の血液透析が必要であり、水分摂取の制限もある。
3 251 在宅自己腹膜灌流は、在宅でできる人工透析であり、通院が月、1、2回ですむので社会復帰が容易である。
3 251 在宅酸素療法は、酸素供給器により酸素吸入する治療であり、定期的な酸素飽和度の把握が必要である。
3 251 在宅酸素療法は、高度慢性呼吸不全や、チアノーゼ型先天性心疾患、肺高血圧症等で、在宅で酸素投与が必要な患者に行うものである。
3 251 在宅酸素療法(HOT)を行う基礎疾患には、肺気腫が最も多い。
3 251 在宅酸素療法の導入により、慢性呼吸不全の患者のQOLが向上し、生命予後も改善された。
3 251 在宅酸素療法の酸素吸入の適応となるのは、動脈血酸素分圧が55mmHg以下の場合等である。
3 253 在宅酸素療法に用いる酸素供給器には、酸素用高圧ガスボンベ、酸素濃縮器、液化酸素装置がある。
3 253 酸素濃縮機は、空気中の酸素を機械に取り込んで酸素を濃縮するもので膜型と吸着型がある。
3 254 液化酸素装置は高濃度の酸素で、設置型と携帯型があり、取り扱いには高圧ガス製造事業の届出が必要である。
3 254 在宅酸素療法の吸入器具は、少なくとも1週間に1回は交換が必要である。
3 255 在宅酸素療法では、ネブライザーで、分泌物の排出を図ってから行うと効果が大きい。
2.21 在宅中心静脈栄養療法・在宅成分栄養経管栄養療法・胃ろう
3 255 中心静脈栄養療法は、経口あるいは経腸摂取できない患者に高カロリー液を輸液する方法であり、急性期のみならず慢性期にも行われる。
3 255 中心静脈栄養療法には、カテーテルを用いた体外式と、ポート型の完全皮下埋め込み式があり、ポート型では外出や旅行ができる。
3 256 在宅成分栄養経管栄養療法とは、意識障害や、嚥下障害のある経口摂取ができない患者を対象とした栄養法である。
3 256 在宅成分栄養経管栄養療法には、経鼻、経腸、胃瘻、食堂瘻がある。
3 257 胃ろうは、経口摂取との並行も可能であり、入浴も可能である。
3 257 胃ろうは、胃と腹部表面を通過する管により、栄養を注入する方法であり、経鼻栄養より外観的によい。
3 257 胃ろうでは、カテーテルが自然に抜去し胃ろう部が閉鎖することがあるため注意が必要である。
2.22 在宅人工呼吸療法・ネブライザー・気管切開
3 259 在宅人工呼吸療法とは、長期にわたり、持続的に、人工呼吸に依存せざるを得ず、かつ、安定した病状にあるものについて、在宅において実施する人工呼吸療法のことである。
3 259 在宅人工呼吸療法が使用されるのは、筋萎縮性側索硬化症、パーキンソン病、長期の意識障害、重度の脳血管障害等の患者である。
3 260 人工呼吸器装着患者であっても、人工呼吸器もコンパクトで高性能になっているので、在宅ケアの継続、外出等可能である。
3 260 吸入療法では、ネブライザーを用いて薬剤を投与し、気道の攣縮を改善し、喀出困難な喀痰の排出を促す。
3 260 在宅で用いられるネブライザーは、ジェット式と、超音波式が多く、超音波式のほうが粒子が小さく、細気管支や肺胞に沈着する可能性が高い。
3 261 気管切開は、気管内送管した後、長期になった場合に、頸部正中を切開し、人口呼吸器のチューブを挿入するために行う。
3 261 気管切開では、切開口は毎日消毒し、気管カニューレは、週1回程度交換する。
3 263 カフ付き気管内チューブを用いると、空気漏れが予防でき、気管内吸引が容易となる。
3 263 経口的気管内挿管は、技術的に容易な為、緊急時に行われ、経鼻的気管内挿管は、患者の負担が少ないため呼吸管理が長期になる場合に行われる。
3 263 気管内挿管は、径口より径鼻のほうが患者の負担が少ない。
3 263 気管カニューレを挿入している患者の気管内吸引は、無菌操作で行うことが必要であり、また、吸引カテーテルは1回使用するごとに交換する。
2.23 感染症への対応と予防
3 265 高齢者に多い呼吸器感染症は、肺炎、気管支炎、膿胸、肺結核などである。
3 265 高齢者の肺炎は、所見がはっきりしないことがあり、見逃されて重症化しやすい。
3 265 高齢者の肺炎は、一般に数日の経過をとって増悪するが、意識障害、ショックなど症状の急変が多く、38℃以上の高熱をみないことがある。
3 265 肺炎は、ウイルスや細菌による肺の感染症であり、慢性閉塞性肺疾患とは区別される。
3 265 誤嚥性肺炎は、誤嚥、体力の低下、口腔内のバクテリアの増加が原因となり発症し、予防には口腔清拭を行う。
3 265 重症の肺炎は、うっ血性心不全、敗血症ショック、呼吸不全等を合併する事がある。
3 266 高齢者で最も多い感染症は、尿路感染症で、大腸菌が原因菌となり、検査では白血球増加を認める。
3 266 尿路感染症の主症状は、頻尿、排尿時痛、発熱、尿閉等である。
3 266 褥瘡発生の局所因子には、圧迫、ずり応力、摩擦、過度の湿潤、温度、感染等があり、全身性因子としては、低栄養、貧血、活動性の低下、知覚麻痺、意識障害、失禁、るいそう等がある。
3 266 敗血症は非常に重篤な疾患であり、ショック、呼吸困難、乏尿、高熱、悪寒などの症状があり、確定診断としては血液培養を行う必要がある。
3 267 高齢者の敗血症の原因には、尿路感染、胆道感染、褥瘡感染、腸炎、腹膜炎由来が多い。
3 268 MRSAに感染しやすいのは、カテーテル留置患者、気管内挿管患者,褥瘡患者等である。
3 268 MRSA感染者に対しての治療には、バンコマイシン、ムピロシン軟膏等を使用する。
3 269 MRSA感染者に対しては、病院内では個室に隔離するが、保菌者ではこの限りではなく、介護施設、在宅では隔離の必要はない。
3 269 B・C型肝炎は、原則的に血液を介して感染する為、患者の抗原が陽性であれば、家族や介護者に感染の可能性があるが、普通の生活上では感染の可能性はない。
3 269 B・C型肝炎は、慢性化し肝硬変になり、肝臓ガンになりやすい。
2.24 急変時への対応
3 274 意識レベルの観察、評価には、3・3・9度方式(ジャパンカムスケール)が用いられる。
3 275 狭心症では痛みは発作性で5から10分、心筋梗塞では30分から数日続くことがある。
3 274 急性心筋梗塞では、発作時間の推定が重要で、発症3−6時間以内なら血栓溶解療法の適応となる。
3 276 誤嚥者には、頭を低くし、背中を叩く、背部叩打法や、利用者を後ろから抱きかかえるようにし、みぞおちのあたりを締め付けるハイムリック法を行う。
3 277 黒い便は、上部消化管出血が考えられる。
3 277 高齢者の急死の25%は入浴中に発生する。
3 277 腹痛の訴えで、心筋梗塞や肺塞栓が原因の時もある。
3 278 心停止の場合には、握りこぶしで前胸部を叩くことで、心室細動が停止したり、心拍が再開することがある。
3 278 心停止が30から60秒続けば、瞳孔は拡大し、3分以上続けば脳は不可逆的な障害を受ける。
3 279 心肺蘇生法の順番は、気道確保、人工呼吸、体外心マッサージの順である。
3 279 気道確保をするためには、下顎を挙上する。
2.25 ターミナルケア
2 299 ターミナル期とは、余命約6ヶ月以内とされ、本人の希望を尊重し、余命のための濃厚な医療より、自然な形で苦しみのない安らかな最期が迎えられるようなケアを行う。
3 300 在宅ホスピスにおけるチームの最小単位は、医師、看護師、介護者である。
3 308 末期がん患者に対するケアは診療報酬上、他の医療行為とは区別がなされており、ホスピスケアを行う場合には定額の診療報酬で請求できるようになっている。
3 322 死亡診断は、歯科医師を含む医師にのみ許された行為で、死亡診断書の発行も医師にしかできない。
3 323 医師は、24時間以内に診療中の患者が死亡した場合は、診察をしなくても死亡診断書を発行できる。
2.26 訪問看護
2 87 訪問看護の内容は、病状の観察と情報収集、療養上の世話、医師の指示のもとに行う診療の補助、リハビリテーション、家族支援、精神的支援、療養指導等である。
2 85 介護保険法で定める訪問看護とは、主治医が厚生省令で定める基準に適合すると認めたものについて、居宅において看護師等により、療養上の世話、診療の補助を行う。
2 85 訪問看護事業を行う事業所には、指定訪問看護ステーションと、病院または診療所から訪問看護を提供する指定訪問看護事業所の2種類がある。
2 97 訪問看護は、利用者の主治医が発行する訪問看護指示の文書の交付を受けなければ指定訪問看護の提供を開始できない。
2 115 訪問看護ステーションから、理学療法士、作業療法士が訪問するサービスは訪問看護であり、訪問看護費が算定される。
2 97 訪問看護指示書の有効期限は、1ヶ月から6ヶ月で、急性憎悪の時は、医療保険により2週間以内で、毎日訪問看護を提供できる。
2 98 訪問看護計画書、報告書は、介護支援専門員、准看護師は作成する事ができない。
2 98 指定訪問看護事業所が事業所ごとに置くべき看護職員は、常勤換算方法で、2.5人以上であり、1人は常勤でなければならない。
2 93 訪問看護費で加算があるのは、夜間早朝におこなった場合、特別地域の場合、緊急時対応の場合、特別管理の場合、ターミナルケアの場合であり、減算は准看護師の場合である。
2 93 特別管理加算とは、医療的指導管理が必要な利用者に対して加算されるものである。
2 93 緊急時訪問看護加算とは、急変時の医療的な対応についての相談を受けたり、緊急時訪問を行う訪問看護の24時間ケアを提供した場合に加算されるものである。
2.27 訪問リハビリテーション
2 117 訪問リハビリテーションを行えるのは、病院、診療所、介護老人保健施設だけである。
2 107 訪問リハビリテーション計画は、医師の診察に基づいて作成され、医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が作成する。
2 117 居宅サービス計画に訪問リハビリテーションを位置づける場合には、主治医の指示がある場合に限り行える。
2 108 予防的リハビリテーションは、要支援者が対象、自立支援型リハビリテーションは、要介護1、2が対象、介護負担軽減リハビリテーションは、要介護3、4、5が対象である。
2 112 訪問リハビリテーション費で加算があるのは、リハビリテーションマネジメント加算と、短期集中リハビリテーション実施加算